みなさまこんにちは。結婚式に縁のないアラサー女オタクのえいせです。
自分は未婚だし、親類も式挙げていてもごく身内だけ招待とか、友人も結婚していても子供ができたから結婚したので式挙げてないとか、そんな感じで縁がありません。結婚式ラッシュとは。ご祝儀貧乏とは。
お悔やみの席なら経験は何度もありますが、婚礼については全くの無知。
そんな冠婚葬祭の婚を知らない人間、無知を感じてディズニーホテルのブライダルフェア「ブライダル・ドリーム・プレビュー」へ行ってきました。
結婚式の当たり前や普通が机上の空論でしかない人間に、模擬挙式と披露宴はどう見えたのか、ディズニーのブライダルフェア(以後便宜上ブライダルフェアと記載します)はどんな感じなのか、情報収集の一つとなれば幸いです(行ったのが雨の日の午後なので、お写真が割と暗めだったりします)
簡単に3分程度の動画にまとめたのでよろしければどうぞ
今回はミラコスタ編。アンバサダーホテル編はこちらから。ブライダルフェアの説明などもアンバサダーホテル編にあります↓

ミラコスタ着、クロークで盛大にお迎えされて受付
ミラコスタの宴会場はベルデスクと同じ2階にあります。
ホテル中央の吹き抜けロビーから、エントランス沿いの廊下をまっすぐ進むとあるのが宴会場エリアです。メインエントランスとは別に、宴会場の目の前にもエントランスがあり車をつけることが可能。便利ですね。
アンバサダーホテルよりもアクセスしやすい位置に宴会場があります。
クロークも開放されており、手荷物や上着を預けることが可能でした。是非クロークもご利用ください!!というウェルカム感がすごかった……。
(後に是非クロークご利用ください!の意味がわかる)
クロークとは別で受付も用意されており、こちらで説明を受けて見学スタートです。
「アナと雪の女王」会場コーディネート
ミラコスタの宴会場「プロスペロ」「パラディーゾ」「ピアチェーレ」の3つの部屋は、壁が可動式で1つの大きな部屋になります。
今回はこちらの3部屋ぶち抜きで大きな宴会場として使用されていました。おそらく企業の総会や大学の謝恩会などで使用されるのもこの形式ではないでしょうか。

「プロスペロ」のエリアで「アナと雪の女王」の会場コーディネートが展示されていました。ウェディングプラン的には「ミラコスタ・ウェディング・トラディツィオナーレ」のモデルルームとなっていました。
カラードレスはアナとエルサモデルが新郎用のタキシードとともに展示。


こちらのカラードレスは映画のものをかなり忠実に再現。良すぎる。
ちなみにエルサのドレスのマント風のドレープは、胸元からの縫い付けでした。そこでその布支えてるんだ!?縫製すご。
ウェディングドレスは逆にマント状になっていました。どちらも布の長さがすごい。アナ雪といえば布の翻りが印象的ですしね。


アナ雪の高砂席も大人気で常に写真撮影されていました。もうここはアレンデール。絶対アレンデール。背後にミラコスタのマークが掲げられてるけどアレンデールです!と言わんばかりの雰囲気でした。(ミラコスタと相性いいんだなアレンデール)

ウェディングケーキは3段で、1周まわってみるとオラフがいたりしてかわいい。高さはありませんが、可愛らしく華やかです。

ミラコスタオリジナルの高砂席
ミラコスタのウェディングプログラム限定の高砂席は「ピアチェーレ」エリアに。ウェディングプラン的には「ミラコスタ・ウェディング・ディズニー・ディ・クオーレ」のモデルルームでした。

キャラクター感を出しすぎない、ミラコスタの雰囲気にあったミッキーミニーデザインの装飾です。アンバサダーホテルはポップさがありましたが、こちらは金色の装飾の高級感にクラシカルな雰囲気があり好みが大きく出そうですね。
テーブルコーディネートを見ても、アンバサダーホテルとはテイストが異なっています。

ウェディングドレスとウェディングケーキ展示
同じく「ピアチェーレ」エリア内では、オリジナルドレスとウェディングケーキの展示がありました。ドレスとケーキが一堂に会していて撮影が捗ります。
オリジナルドレス
オリジナルドレスはディズニープリンセスデザインのものから、ミラコスタの雰囲気に合わせたオリジナルのものまで様々。全体的にアンバサダーホテルよりも大人っぽい印象を受けます。




















ウェディングケーキ
ウェディングケーキも揃っていると壮観です。後ろに回り込んで撮影も可能でした。
ディズニーシーならではのプロメテウス火山型やゴンドラ型、ダッフィーのケーキ等、ケーキの個性が強い。全体的に背が低いケーキが多い印象でした。







「パーティー・プレビュー」は参加型
ミラコスタのウェディングプログラムの紹介はなんと参加型。「パラディーゾ」のお部屋エリアにランウェイとスクリーンが設けられていました。
テーマパーク然とした司会の方の進行のもと、プランの説明に加えて新郎新婦のモデルさんのドレスランウェイ、寸劇風の登場や、音楽にあわせて手拍子(練習タイムがある)といった要素で構成されており、参加型の披露宴にお呼ばれした気分です。
司会の方『私先ほど言いましたよねぇ?参加型だって』
私(急にエンタメに向かってドリフトするじゃん)
アンバサダーホテルのプレゼンテーションは完全に“鑑賞”タイプだったので、ここが大きく違いました。そう、ここはテーマパークの中。だからクロークでお荷物の預かりを積極的に行っていたんですね。まさか手拍子させられるとは思わないじゃないですか。
エンタメ感満載であることはともかく、ランウェイでモデルさんが実際にドレスやタキシードを着用しているのを見ると、マネキンが着用している時と印象が変わります。実際に着用した際のドレスの動きはここでないと見られませんしね。これは参加がおすすめです。(わりとテンション高めの参加型なので、静かに見たい方はランウェイの最前じゃないお席の方がいいかも。)

料理サンプルの展示
小さめの宴会場、「ロマンツォ」のお部屋では、料理・ドリンクサンプル展示がありました。値札が添えられており、値段でかなり内容が変わるのが明確に分かります。思った以上にお値段で差が出る。お高いコースだとディズニーシーのテーマポートをイメージしたお料理になっていて、ミラコスタ感満載でした。見るとお高くても美味しいお料理食べていってほしいと思ってしまいますね。






ちなみにデザートプレートは、アンバサダーホテルに比べるとバリエーション少なめ。ディズニーシーにアトラクションがあるジャスミン、アリエル、アナ雪のプレートはミラコスタ限定です。キャラで選ぶという選択肢、やはりこちらでも発生。お高いコースだとダッフィーのデザートを選べるっぽい。




オリジナルアイテム展示(引き出物類)
ミラコスタも引き出物類は全てオリジナルのディズニーグッズです。お呼ばれしてお土産にお渡しされたい。やはりバウムクーヘンは定番の引き出物なんですね。




もらったら持て余しそうな食器類も、デザインが良くてこれならほしい!と思えます。ほしい。ところで結婚式の引き出物でなんで鰹節?と思っていたのですが、後で調べて縁起物やしきたり品として扱われていることをここで知りました。本当に無知すぎる。
また、挙式で使うリングピロー(リングホルダーという名前でした)も展示あり。ミラコスタでは黒いシックなゴンドラ型でした。単品購入はできないそうです。それはそう。


ミラコスタ・ウェディング・ロマンティコ モデルルーム(宴会場のモデルルーム)
小規模のお部屋「フォルトゥーナ」では、テーブルコーディネートやドレスの展示がありました。
テーブルコーディネート
ターコイズカラーの食器と青、白を基調としたコーディネートで海を思わせるような雰囲気です。というか、このお部屋からは海(ディズニーシー)が見えます。ロケーション最高。お部屋がレストラン「オチェーアノ」の並びにあるようで、見え方的にはオチェーアノのコース料理席よりさらにパークの奥(ソアリン方面)に進んだ位置でした。ここからショーが見えたら最高なのでは。



展示されていたカラードレスは黄色でした。「ピアチェーレ」に黄色のドレスはなかったので、ミラコスタに黄色系のドレスはないのかな?と思っていたらありました。新郎用のタキシードもセットで展示があり、合わせると「美女と野獣」の雰囲気が漂います。アンバサダーホテルにあった黄色ドレスの2着とはまた違った色味(アンバサダーにあったドレス2種の中間くらいの鮮やかさ)ですので、こっちで黄色いドレスを選ぶのも素敵だなぁと思います。



ウェディングケーキ
こちらのお部屋にもシンプルながら果物とお花で彩られた3段ケーキがありました。ディズニーっぽさは上にのっているミッキーのチョコレートくらいのなので、こちらもキャラ感控えめで行きたい方におすすめ系デザインです。

ペーパーアイテム類
テーブルに置かれるペーパーアイテムは額装で展示されていました。おしゃれすぎる。
窓際にあったのでディズニーシー内が見えます。風景ととても合っている……。小さな宴会場では窓の外が見えるので、パークを借景にコーディネートを決めていくのも良いかもしれませんね。



ドレス展示他
ドレスは廊下などに点在して展示されていました。
落ち着いたパープルのドレスは気品がありますね。

ピンクのドレスに細かいキラキラした装飾が縫い付けられていたドレスは「オーロラ姫」感があって好きでした。値段が5から始まっていたので見なかったことにします。現実の数字がえぐい。

チャペル前にはウェディングドレスが2着展示されていました。

どちらも細かい作りでお高い。ドレープが綺麗に広がっていました。ここまですごいと着る勇気も必要そうです(凡人感覚)。お値段もとても張る。
オリジナル結婚指輪も展示がありました。


模擬挙式

模擬挙式はディズニーシーに面したチャペルで行われます。ミラコスタオリジナルの人前式の体験が可能でした(本番はキリスト教式と選べるそうです)
模擬挙式前にチャペル内を見学しましたが、チャペル奥のステンドグラスからはプロメテウス火山が綺麗に見えます。これベストポジションになるように設計したってことですよね!?わーーー!!!こだわりがすごい。

模擬挙式前には入場列が形成されるので、前の方や通路沿いで見たい方は早めにチャペル付近で待機した方が良いです。
さて、ミラコスタの人前式は陽気なポルトパラディーゾの市長(メイヤー)さんが進行してくれます。アンバサダーホテルで見たキリスト教式は厳かな雰囲気でしたが、こちらの人前式は今日の良き日をみんなで楽しくお祝いしましょう!といった雰囲気で、かっちりしすぎるのが苦手、自分たちらしくないと思った方はこちらを選びそうだなと思いました。
全ての式典、かっちりしてたら気疲れするのでこういった雰囲気の式があるのは良いなと思います。実際の結婚式行ったことないけど。

アンバサダーホテルでは後ろの端で大人しく見ていた私ですが、今回は堂々と新郎側の最前列に座ってみました。せっかくだし。
こちらもパイプオルガンの生演奏+聖歌隊による生歌唱があります。迫力がありますね。聖歌隊は新郎側の壁沿いに並ぶので、横から生歌が聞こえて大迫力でした。
ミラコスタオリジナル人前式のサビはなんといっても「願いの水」と呼ばれるお水を、新郎新婦それぞれが同時にモニュメントに注ぐシーンです。

こちらのモニュメントは新郎側に置いてあり、私の目の前でした。ベストポジション。
模擬挙式の新郎新婦の署名には、その場に居合わせた人が証人として署名を加えます。新婦側の最前列に座っていた方が担当されていたのですが、これはこれでなかなかできない経験ですね。参列者の思い出にも残る挙式だなと思いました。

水を注ぐと白い煙が湧き出て厳かな雰囲気が漂います。

さて、ミラコスタの挙式はざっと振り返るとこんな感じでしょうか。「願いの水」の演出はミラコスタならではですね。何よりロケーションがいい。普通火山をバックに式なんてできます?
アンバサダーホテルとミラコスタの違い
振り返ってみて、ここが違ったなというところの抜粋です。
ミラコスタ、値段(現実)が書いてある
アンバサダーホテル、ミラコスタともに展示されているドレスに名前が書いてある札が添えられていたのですが、お値段の記載があったのはミラコスタだけ。ドレスは50万円代とか普通にあってビビる。相場的に高いのはなんとなくわかる。50万振り切るのはビーズ等の細かい装飾がたくさんあるドレスでした。
次回以降に行かれる方は、ぜひドレスのお写真と一緒に値札の写真も撮ってください。記録大事。
料理の差
アンバサダーホテルはお料理のデザートの種類が豊富(最高にかわいい)、お値段の記載があったのはミラコスタだけ(現実)。ドレスのお値段は自分たちの満足度次第ですが、お料理は来てくれた人に振る舞うものなので比較検討の材料にお値段の表示があるのは良いと思いました。
尚、アンバサダーとミラコスタで、デザートプレートのバリエーションが倍くらい差がありました。これは悩む。個人的にはアンバサダーだったら眠れる森の美女(一番好きな作品)、ミラコスタだったらアラジンを選びたいです(アラサー、アラジンで育っている世代なのでカラオケ行くと誰かがホール・ニュー・ワールド歌いがち)
オリジナル感が強いのはミラコスタのテーマポートを表現したコースでしょうか。ドリンクもテーマポートごとのものがあるので、特にディズニーシー好きにはおすすめですね。
小宴会場からのロケーション
ミラコスタは小宴会場の窓からパークを眺められる(最高のロケーション)のが最大のポイントだと思います。大きな宴会場にはさすがに窓はありませんが。お食事だけの会を開くのにも、大変良い場所だと感じました。お食事会会場の下見としても、行ってみる価値はありそうです。
アンバサダーは夢と魔法の世界観、ミラコスタはディズニーシーの世界観
総括すると以下の印象を受けました。
アンバサダーはディズニーの夢と魔法を詰め込んだ、プリンセスになれてキャラクターたちとお祝いできる空間。挙式と披露宴でメリハリがつく。
ミラコスタは一貫してミラコスタ、ディズニーシーの世界観。挙式から披露宴から全てにおいてディズニーシーのエッセンスを入れることができる。ディズニー詳しくない大人でもまあまあ雰囲気で乗り切れるディズニーシーの中での結婚式。
にぎやかに行くならアンバサダー、大人な雰囲気ならミラコスタというイメージがありましたが、これは式を開く本人たち次第な気がします。これから結婚式を迎える人に幸あれ。
終わりに 私だったらドレスコードを指定したい
以上、ブライダル・ドリーム・プレビューのミラコスタ編でした。全ては紹介しきれていませんが、年に数回しか行われないものなので次回以降開催時の参考になれば幸いです。
結婚式を知らない人間からすると、式のために用意することやものが想像以上にたくさんあり、一生に一度の思い出という重みも、七五三や成人式の比較にならないくらい重いことを感じ取れました。年齢でやってくる行事は通過儀礼ですから、あまり自分に選択肢はないですしね。何なら親が選んでいる場合もありますし。結婚式は自分たちで日取りから会場から全てを決めるので、重さとこだわりが違いすぎます。
結婚式のためにプレ花嫁たちがたくさん情報共有する理由もわかりました。これは絶対に後悔したくないです。自分たちが納得したものにしたい。
もしも自分にそんな日が来るのであれば、女性のドレスコードは黒い服以外の着用をお願いしたいなと思いました。冠婚葬祭のうち、無難な色は黒、特にお悔やみの席では強制的に黒い服になるので華やかな席の日くらいは黒は見たくないかな、という個人的な感想です。多分呼ばれた方は大変だけど。いずれお悔やみの席で大勢の黒い服の人を見るんだから、幸せな日くらいはみんなに華やかな装いをして欲しい。
最後にブライダル・ドリーム・プレビューの補足ですが、アンバサダーホテルから15時前には到着して17時過ぎには撤退しました。各ホテルでフェアの開始時間が異なっているので、両方をしっかり周りたい場合はある程度計画的に移動されると良いと思います。(この日は雨だったので舞浜自体は空いていました)
ホテル間を結ぶシャトルバスはディズニーリゾートクルーザー(ミッキーの大きな窓が目立つ、シルバーの車体のかっこいいバス)がこの時は手配されていたので、このバスに乗るチャンスかもしれません。このバスがどういう時にどの経路で運行しているか私は知らないので乗れて嬉しかったです。
それではここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
結婚式初心者(模擬なので初心者のラインにも立てていない)がお送りした感想でしたが、何か参考になれば幸いです。
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