【旅行初心者】縁切り榎→出雲大社をはしごした話【出雲旅行】

雑記

※本ページはプロモーションが含まれます

皆さまこんにちは、アラサーオタク一般人のえいせと申します。

これは旅行経験ほとんどなし!飛行機と新幹線は修学旅行でしか乗ったことがない!何なら普段からバスも乗らない!運転免許もない!そんな自分が東京最強の縁切り神社の一つである「縁切り榎」と日本最強の縁結び神社の一つの「出雲大社」を一人ではしごする、2泊3日の出雲旅行に行ってきた話です。

何でそんなことをするに至ったのかの経緯と、旅慣れてない人間の感想を一緒にどうぞ。各名所については目次からご覧いただけるとわかりやすいと思います。

旅程はこんな感じでした

1日目

  • 縁切り榎へ参拝
  • 羽田空港から出雲空港へ
  • 出雲市駅前のホテルに宿泊

2日目

  • 電鉄を使って出雲大社
  • 出雲大社から稲佐の浜
  • 出雲大社前まで戻ってお腹を満たす
  • 出雲大社前→出雲市駅→山陰本線で温泉津
  • 薬師湯併設のカフェでお腹を満たす
  • ホテルへ戻る

3日目

  • 大寒波到来に伴いJALとフライトチキンレースをする(無事飛行機が飛んだので出雲空港から羽田へ戻る)
  • 羽田空港散策の後、帰宅

ショックで一週間寝込んだので出雲旅行を予約

年末に何かと上手くいかず、ショックで一週間寝込むという大惨事を起こした私。普段からお腹の調子は悪いけど、ここまで悪いのは人生初でした。自分の人生経験の浅さとかいろんなことが刺さり、布団の中でふと思い立って出雲旅行を検索→全国旅行支援とJALのダイナミックパッケージのお年玉タイムセールで安く行けることを知り予約したのが経緯です。

2泊3日朝食つきで29400円、現地で使えるクーポン4000円分つき。安い(よね?旅行の相場がわからない)

なんで出雲なのかというと、飛行機に一人で乗ってみたかった、関東から陸路で行くには遠い場所がよかった、先祖が元々住んでいたのが石見のあたりなので行ってみたい、なんとなく。そんな感じです。行ったことない土地の知らないものを見てみたいと思いました。

人生経験の糧と自分のルーツを辿りにいざ島根。

縁結び祈願の前に、縁切り祈願をするのがいいらしい

せっかくなので行きましょう、出雲大社。因幡の白兎にまつわるお話があるので干支的にもなんだか良いじゃないですか!ちょっと元気出てきたぞ!

縁結びについて調べると、縁切り祈願して悪縁を切る→縁結び祈願をして良縁を結ぶというのが良いそうで。確かに結んでばかりじゃなくて切ることも大事だよなぁとそこで思ったり。

さらに縁切り神社を調べると、これも結構出てくるものですね。ネットでバズった「安井金比羅宮」(京都府)はさすがに知っていますが。

せっかくなのでフライトの時間を加味していけそうな「縁切り榎」(東京都)に行ってみることにしました。

縁切り榎(東京都板橋区)に参拝

縁切り榎、その名の通り榎の木が御神木となっている小さな無人の神社です。

公式ホームページもなく、区のホームページにちょっと記載があったり有志の方がまとめている記事くらいからしか情報が得られないものの、行ってみたらかなりの人がいました。(有志の方、情報ありがとうございます)

都営三田線板橋本町駅を下車し、1番出口から出て首都高沿いの道から1本奥に入った通りにあります。私はGoogleにナビしてもらいました。首都高沿いの道は建物の工事をしていたので、行く時期で目印になる建物とかも変わりそうだから迷ったらナビが確実かと思います。

縁切り榎自体は本当に小さな神社で、敷地内は10人も入れない(5人くらいで狭い)場所でした。隣はマンション、道路挟んで反対側で絵馬を販売している美容室とお蕎麦屋さんがあります。

美容室で絵馬(1つ1000円)を購入しましたがこんな感じ。おつりが出ないように1000円ぴったりでお支払いをお願いする張り紙がありましたので、1000円札を用意していきましょう。個人情報保護シールと木製の根付も一緒に袋に入っています。

境内の掲示板に油性ペンが置いてありましたが、お蕎麦屋さんのおじさんが古いペンを新しいペンに入れ替えていました。お昼どきでお蕎麦屋さんからはいい匂いがしてましたので、本当にお店の営業の合間で神社のお世話をしていただいているようです。お忙しい中感謝。

また、敷地が狭いため絵馬を書く場所もあまりありません。事前に書く内容を決めて行ってサッと書いて境内に結んで次の方に譲れると良いかなと思います。油性ペンも持参の方がスムーズです。

おみくじはガチャ方式。下段は売り切れていたので、タイミングによっては無いかもしれません。

板橋本町→羽田空港は1時間くらい、羽田→出雲は1時間半くらい

板橋本町からは三田で都営浅草線に乗り換えて、そのまま京急空港線に直通で羽田空港に着きます。

関東から出雲空港へはJALしか飛んでないようなので、第1ターミナル駅で下車です。

約1時間の道のり、交通系IC支払いで608円でした。(2023年1月)

羽田ー出雲間は1日5便の運行なのですが、予算を安く抑えるためにその日の最終便で出雲へ向かいます。到着したら夜なので、行動は明日から。

フライト時間自体は1時間半程度とこちらも短め。機内サービスはありますがすぐに着いてしまうので軽く飲み物をいただく程度です。それより前のチェックインや保安検査などを含めるともっとかかる、といった具合。就航しているのは100席以上の飛行機ですが、比較的小さい機体なので荷物はコンパクトな方がよろしいかと。普段大荷物になりがちな民、頑張って2〜3泊程度のボストンバッグとGUの小さめショルダーバッグに荷物をまとめました。初1人飛行機緊張するし荷物で引っかかりたくない故。

出雲空港からは各方面へのバスが出ていますが、私が乗った空港から出雲市駅行きのバスは片道30分、720円。空港内の券売機でバスの乗車券を購入するのですが、こちらに長い列ができるので荷物は全て機内持ち込みですぐ券売機に向かえる状態になっていたのは正解でした。(旅先では身軽さが大きなアドバンテージになるのだと気づき始める)

空港行きバス停目の前「ツインリーブスホテル出雲」

宿泊したホテルは空港との連絡バス停が目の前の「ツインリーブスホテル出雲」さん。何ならJR出雲市駅も目の前、電鉄出雲市駅も目の前の超好立地です。

↑こちらのフロントの画像クリックでじゃらんのホテルページへ飛びますのでそちらからもご確認どうぞ。

空港行きのバスから見てもこの近さ

ちなみにバス停があるのはホテル裏手側の入り口前なので、バスとJRを使うと裏のラウンジから入る形になります。ホテル正面玄関は駐車場と電鉄出雲市駅の方を向いているので交通手段で近い入り口が変わりますね。

お部屋は5階でセミダブルサイズのベッドを1人で使うお部屋でした。

お部屋にはすでに水が満タンの電気ポット、お茶セット、ペットボトルの水もあるので十分快適です。自販機、電子レンジ、氷は2階にあります。朝になるとドアの下から朝刊も差し込まれていました。

お部屋はとても乾燥するので、加湿機能付き空気清浄機が据え置かれているのも助かる(ガンガン焚いたけどまだ足りない感じはした)

女なので自動的にレディースルーム扱いになっていたらしく(ダイナミックパッケージ予約の時は特に記載がなかった)POLAのアメニティ6種(ボティーソープ、シャンプー、コンディショナー、クレンジング、化粧水、乳液)がボトルでドン!って置いてありました。

これは助かる。いいアメニティがボトルでドン!は特に助かる。

ユニットバスですが、浴槽は身長150cmの女が足を伸ばして入れるくらいでゆったりしたつくりです。

ドライヤーはちゃんと強風出るやつ!ありがたい!!

パジャマがわりになるワッフルガウン(薄手)がありましたが、自分は寝冷えが心配だったので旅行用のパジャマを着てその上から羽織ってました。冷えもせずちょうどよかったです。

付近にはコンビニもあります(セブンイレブン、ローソン)。JR出雲市駅のセブンイレブンが一番近いですね。

こちらで2泊3日お世話になります。チェックイン時に全国旅行支援の現地クーポンもいただきました。電子クーポン対応のお店が多いので、regionPAYという電子クーポンアプリに全額チャージ。電子クーポンを使うと、「しまね♪しまね♪しまねっこ♪」という短いジングル曲が流れました。めちゃくちゃしっかり歌うし音が大きいので目立つ。

翌朝は朝食つきのプランにしたので翌朝は券を持って1階の朝食会場で朝ご飯をいただきました。色々食べたいなあと思っていたので、朝は控えめに。

お味噌汁はもちろんしじみの味噌汁。和食洋食どちらもご用意があり、わらびもちなどのデザート類もありました。

お分かりいただけると思いますが甘党です

いざ出雲大社

翌朝9時過ぎくらいの電車でいざ出雲大社!

しまねっこ号Ⅱなる、かわいいラッピング電車に乗ることができました。

島根県観光キャラのしまねっこが乗っている車両、中もピンクで床にあみだくじが描かれてる車両の2両編成です。2両編成の電車、初めて乗った……。

途中川跡駅で乗り換えて、出雲大社前駅で下車します。片道500円。切符は電子マネー系でも購入できます(iDで購入しました)

駅舎もかわいい。文化財に指定されているようです。

出雲大社と逆方面に向かうと一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)があるのですが、2月末まで補強工事でくぐることができませんでした。なんとまあ……。

せっかくなので鳥居の脇を通り過ぎて、正面から鳥居の姿を拝んできました。

拝んだ後はさっそく出雲大社へ向かいます。

こちらが二の鳥居。鳥居をくぐった先は下り坂です。雨だと足元が心配な感じ。ヒールのある靴はやめた方がいいと思う。

で、ひたすら真っ直ぐ進むとさらに鳥居や拝殿などが見えてくるので、逆時計周りに参拝していきます。一つ一つにQRコード付きで説明がちゃんとあって、そこにいる神様がどんな方なのかとても分かりやすかったです。

因幡の白兎にゆかりがありますので、うさぎの像がたくさん。1体ごとに表情や仕草が異なっているのでひたすらにかわいいし見ていて飽きないですね。お気に入りの子を見つけるのも楽しいです。

ハートを持っている子もいます
横向いてるだけなんだけどなんとなくすごく好きな子

出雲大社の大国様は横を向いているので、横からもお祈り。境内でたくさんお祈りしていると、出雲大社の参拝作法である2拝4拍1拝に慣れます。

こちらが横から参拝できる場所

出雲大社ではおみくじ(100円)、縁結びのおまもり(1000円)、御朱印帳(御朱印帳代1200円と御朱印はお気持ち分)、絵馬の奉納(1000円か500円)でも祈願をしてきました。おまもりの種類は多くはないのですが、1000円〜だったので相場的にはちょっとお高めなのかな?大きい神社ってこんなものなのでしょうか。

御朱印帳、初めての一冊を購入しました。こういうものも持っていてもいいかなと。今後いろんな場所へ参拝する楽しみになりそうだし、何よりも参拝したご縁が残るのがいいなと思います。

おまもりは3色あるうちの赤にしました。御朱印帳には八雲と御本殿がデザインされています。

現在は感染症対策で、御朱印をいただくだけの場合は直接御朱印帳への記入ではなく紙に書かれたものをお渡しする形式になっています。御朱印が直接書かれた状態でいただけるのは御朱印帳を買った場合のみでした。

デザインは紺色のシックなデザインと、白の柔らかい雰囲気のデザインの2種類です。白い方にしました。

絵馬は小さい方を選んで奉納。縦書きの罫線が書いてあったので、長文も書きやすいと思います。

稲佐の浜まで行ってみる

出雲大社からは、徒歩で片道30分程度です。浜までの道に出たらひたすら真っ直ぐ。途中、お蕎麦屋さんや阿国(歌舞伎の創始者)のお墓があったりと良いお散歩コースといった感じでした。

で、稲佐の浜!

ちょうど晴れた!

実は日本海を見るのも初。これが日本海。参拝して、真冬の波打ち際でちょっと遊んでから出雲大社まで戻ってきました。あんまり長く滞在してる人はいないようでした。

駅〜参道沿いで甘いものをいただく

稲佐の浜から引き返して来る途中で雨が降ってきてしまったのとお腹がすいたので、「ご縁横丁」というこじんまりとした飲食店の集合エリアでぜんざいをいただいてきました。

出雲大社の縁結び、出雲市の観光に!グルメ&お土産が揃う「ご縁横丁」
縁結びの神として有名な出雲大社の近くにある「ご縁横丁」。出雲そばや出雲ぜんざいなどのご当地グルメはもちろん、新鮮な魚介類や地元野菜のお漬物など、お土産も揃う施設です。観光の際はぜひお立ち寄りください。

そんなに広くないのですが、お座敷で座って食べるお店でこたつがあるテーブルもありました。こたつに入れたのでちょっとラッキー。

それからチーズケーキが好きなので、飲むチーズケーキがあるお店「いずもちーずけーき本舗」へ。

HPはこちら https://izumo-cheesecake-honpo.com/

ドリンク以外にプリンなども販売されていました

こちら、テイクアウトのお店ですがゴミを捨てる場所がないのでビニール袋を持っていると良いかも。

はちみつ味にしたところ、美味しいんだけどなぜかとても懐かしい味……母親が作ってくれたレアチーズケーキと同じ味がする……なんでだろう。他の味だったらまた違ってたのかもしれない。美味しかったです。満足。

バスと電車を乗り継いで温泉津(ゆのつ)へ

電鉄出雲大社駅前まで戻ってきたら、今度は時間的に電車より早く来るバスで出雲市駅へ戻ります。片道470円。

Suicaが使えないエリアだから現金多めに持って行ったのですが、このバスはICOCAやSuicaなどの交通系ICも使用できるバスでした。交通系ICがどの程度使えるのか分からなくて翻弄される関東人。普段からバスにも乗らないから慣れなくて、そもそも本当にあってるか心配にもなる(いつもは自転車と電車で移動してます)

バスでJR出雲市駅についたら山陰本線で西へ向かいます。松江(東方面)へ向かう場合は交通系ICを使えるそうなのですが、西への区間は使えないので切符の購入となります。

各駅停車の2両編成ワンマン運転に乗って、温泉津へ。その名の通り温泉街がある場所です。片道990円。

日本海を眺めながら進んでいくのですが、乗車システムが電車というよりバスなんですね!? 扉もバスと同じで、無人駅から乗る時は整理券を取る方式の電車、初めて乗った……。それに優先席以外は全部ボックス席。とても新鮮だけどゆったりできてなんだかとても良い。

震湯カフェ 内蔵丞(くらのじょう)にてご飯をいただく

各駅停車で1時間以上かけて温泉津に到着!この時点で15時過ぎです。無人駅なので、切符を回収する箱に入れて下車。

駅には電車の停車に合わせてお宿からのお迎えやタクシーが来ていました。私はコミュニティバス(普通のワゴン車)のおじさんが声をかけてくれたので、140円で薬師湯の前まですぐに連れて行ってもらえました。拾ってもらえてよかった!

温泉街へ進むにつれて狭くなる道を何度か曲がって、3分くらいで到着。薬師湯は効能が物凄いらしいのと、古い建物が大変素敵な日帰り温泉なのですが、私は今回入浴できる体調ではなかったので隣のカフェがお目当てです。

HPはこちら https://www.yunotsu.com/cafe/

こっちは薬師湯。日帰り温泉のお風呂の方の建物です。

カフェの建物自体は薬師湯の旧館で、レトロておしゃれな佇まいです。内装もアンティークの調度品がとてもおしゃれ。

お隣のカフェ

江戸時代の奉行飯®︎」という、ご飯にお野菜、鶏肉、錦糸卵が乗ったかき混ぜて食べるスープご飯と温泉のお湯で蒸されたお野菜のセットをいただきました。(本来ならここに温泉卵もついているのですが、苦手なので抜いてもらいました)

鶏肉、錦糸卵、オクラ、人参などが盛られた、お出汁でいただくご飯

お腹が弱い民にはとても身体にありがたい、温かくて優しいお味です。

蒸し野菜はお好みにあわせて藻塩をつけていただきます。卓上で着火剤が消えるまで蒸すので、蒸し立てをいただけます。

根菜類ときのこの蒸物。自然の甘さがあります。

他にもカレーや甘いものもあり、私は頼みませんでしたがパンケーキを頼んでいる方をチラッと見たら思ったより大きかったです。結構満腹になれるカフェかと思います。

ちなみにお手洗いは男女共用の和式の個室が1つだけでした。

私が入店したときは他に誰もおらず貸切状態だった上、お店の方にも良くしていただきかなりゆったりと過ごすことができました。ありがとうございました。

で、お食事を食べ終えて16時半過ぎ。出雲に帰ります!(本当にお食事しにきただけ)

帰りはバスで通った道を思い出しながら、温泉街をお散歩しつつ戻ります。基本的には道なりだったり看板が出ていたり、目立つ商店があったりするので意外と迷わずに戻れました。

こんな感じの小さな温泉街です
こういう路地、好き。

途中、自分と同じ苗字のお宅を発見できたので、本当に自分のルーツはやっぱりこっちの方なのだとわかった収穫も得つつ。

帰りも温泉津駅から各駅停車で出雲市駅へ戻ります。ところで券売機がない無人駅で切符ってどうやって買うの……?(先に出雲市駅で往復分買っておくのが正解だとここで気づく)

乗ってきたときをめちゃくちゃ思い出して、多分おそらく乗る時に整理券を取って下車時に精算?駅の掲示板には乗る前に切符買ってね!の旨の張り紙あるし謎すぎる。

同じ電車に乗るらしい中学生に聞くかちょっと迷いましたが、乗り方あってました。2両編成だけど区間が長いから車内にお手洗いついてるんですね……。

無事に出雲市駅まで戻ることができましたが、そもそも下車駅の出雲市駅は無人駅ではないので車内ではなく改札の窓口で精算しました。無人駅ワンマン運転路線のシステム、学んだ。これは乗らないと本当にわからないですね。首都圏でしか生活したことのない人間には未知過ぎました。

大寒波到来に伴い翌日復路のフライトの欠航が出始める

実はのんびり温泉津を歩いていたころ、JALからフライトのお知らせメールが来てました。

大寒波到来に伴い、日本海側の空港発着の便に遅れ・欠航が出る可能性がある旨の内容で、山陰本線の中でどーーーーーーーーーーーしよ?????乗る便変更するべき?と悩んでたら出雲市駅についてた感じです。

翌日の便に一部欠航が出始めたため、空港でのんびりお土産買うのをやめて出雲市駅のお土産屋さんで急いでお土産を買いつつ、ホテルとは駅を挟んで反対側にある温泉の足湯(「らんぷの湯」という施設で入り口脇にある足湯は無料で入れます。足湯だけの場合はタオル持参必須です。タオルが温泉の色に染まるので注意。)に浸かって飛行機の便を変えるかひたすらに悩みつつ。自分が予約していた便はまだ大丈夫そうなので、完全に予約変更するかしないかのチキンレースと化していました。旅の経験値には確実になったと思います。日本海側の雪って本当に大変なんですね……。

翌朝も雨もしくは雪がちらついたりを繰り返していて、積もりはしてないけど風も出ている感じ。チェックアウトまでホテルの部屋のテレビで積雪のニュース見たり、ずっとJALの運行情報と睨めっこしてました。朝イチの便が無事に飛んだので空港まで向かいます。

窓際の席からは滑走路が見えます

お昼どきだったので空港内のお蕎麦屋さん「奥出雲そば処 一福」で割子そば(2枚)とぜんざいのセットをいただいたり、ラウンジで飲み物をいただきながらフライトの時刻を待ちました。

結局、フライト自体は遅延しましたが、無事に飛行機乗れました!というか一時的に晴れた。 ここからは本当に初めて飛行機に乗った人間の感想なのですが、本当に雲がかかると地上に影ができるし、空からでも雨が降った場所は分かるし、家を俯瞰すると本当にミニチュアのような感じだし、雲の上は紫外線が間違いなくやばいし昼の窓際は暑い(日焼け止め塗っててよかった)。そんな当たり前のことを机上論でしかわかってなかったんだなあっていうのも、学びだったし人生経験になりました。

あと日本海側の寒さと関東の寒さって全然違うね!関東は乾いた風が痛いし、体感的には出雲の方がマシだった。

ただいま羽田空港!

おわりに

こんな感じで縁切り榎→出雲大社でご縁祈願しつつ、自分の人生経験を糧を得る旅をしてきました。

縁切り榎と出雲大社のはしごは、それぞれ空港や最寄駅へのアクセスが良かったので行きやすい立地だなと思いました。

縁切り榎については周辺に特別観光名所があるわけではないので、サッと行ってサッと帰ってくる感じです。そもそも長居できるような広さではないので。首都圏なので電車の本数も多く移動しやすいです。

出雲大社については、出雲大社周辺だけでも飲食店がかなり多く、出雲市内や周辺の観光でも十分楽しめると思いました。私は温泉津まで足を伸ばしましたが。交通手段は電車やバスが30分に1本とかのペースなので、それに合わせればロスも少ないかと思います。そもそもレンタカー屋さんや車屋さんが多く、車社会の土地なので可能ならレンタカーで移動するのが間違いなく早いです。

私は安い飛行機の便を選んだのでのんびり2泊3日の旅程でしたが、1泊2日でも十分はしごできます。

今のところ、参拝したことで何か大きな変化が起きたか?と言われると特に変化はないのですが、島根にいる間と戻ってきて羽田から出るまでの間は小さいラッキーがたくさん積み重なっていた気がします(ラッピング電車や飛行機に会えたりとか、そもそも飛行機がちゃんと飛んで帰ってこられたこととか)

とても良い旅でなんだかすっきりしたので、次に行くときはお礼参りとなるように日々精進していきたいと思います。

それではここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

これは余談なのですが、羽田空港第3ターミナルにある伊藤園の抹茶スイーツをいただけるカフェが好きです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました